閉業前の太古の湯グリーンサウナでととのう @平塚
今年で創業49年になるが、令和2年5月6日を持って施設の老朽化を理由に閉館するというので行ってきました。
料金設定
下記の通りとなっている。
都内のサウナと比較してもとにかく安い。
早朝コースで入浴した場合は午前6時~午後26時まで滞在可能で770円となっている。
特徴
予約制のテントサウナ・井戸水を使っている天然の水風呂・紐を引くと頭上の桶から水が落ちてくる「ガッシングシャワー」・外気浴スポットの喫煙所・缶ビールの販売・外気浴スポットで読書も可能
特筆すべきは、テントサウナだろう。受付のおっちゃんにロッカー番号を見せて予約し入浴する流れになっている。
テント入口にヴィヒタがあり、ヴィスキングし放題、セルフロウリュし放題だ。
外気浴のある露天エリアには喫煙所が完備してあり、ととのいながら煙草を吸う事も可能となっている。
また、露天エリアにて缶ビール・炭酸水の販売も行っており露天に浸かりながらビールを飲む人や、ビールを片手に外気浴を行う人などが見られ、自由なサウナという印象を受けた。
みんながマナーを守りながら、自由にサウナを楽しんでいたね
サウナ
ロッキーサウナ
サ室自体は一つなものの、中で二つに分かれている。
大きい方のサウナは温度80度程でじんわり暖かく、長い間いれる。
テレビを見ながら気づくと12分経っているようなイメージだ。
もう一つのサウナは入ってすぐ左手側にあるこじんまりとしたサウナ。
温度が90度程でしっかり汗をかけるタイプのサウナで、好みに合わせて使い分けることが出来る。
ちなみに、ロウリュサービスは大きい方のサ室で行われていた。
バケツなみなみ一杯のアロマ水をこれでもかと言わんばかりにサウナストーンにかけ、タオルをぶんぶん回して熱波を攪拌させていく。
熱波師との距離が近すぎて、隣の人の眼鏡がタオルにあたって吹っ飛ばされていたなぁ。
水風呂
水温16度 定員5名
ここの水風呂は、井戸の水を直接くみ上げていて、若干にごった色をしているのが特徴。
温度が低いながらも肌触りがとても優しく、長い間入っていられる。
5月の閉館で、この水風呂に入れなくなってしまうのは少し寂しく感じた。
外気浴
とにかくたくさんの椅子が用意されていて、混雑していたものの必ず何かしらの椅子には座る事ができたのが好印象。
ここはタバコ・飲酒・本の持ち込みが可能となっているスペースとなっている。
総評
今年の5月で閉館ということもあって、訪問時はとにかく混んでいた。
地元の方も多く、地元民、サウナー問わず皆に愛されていたサウナ施設という印象を受けた。
サ飯はドラマ『サ道』でも紹介されたバブル時に湘南で一世を風靡したと言われる城門ラーメンが有名で、いわゆる酸辣湯麺にニンニクを利かせたようなイメージ。
他にも石焼マーボー定食やオムライスなど魅力的なメニューが目白押しで、サ飯目当てにも訪れたくなるようなサウナだった。
閉館までにまた必ず来よう。